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当院における腹腔鏡(カメラ)大腸がん手術について

外科部長 土屋康紀

 

 当科の最新の実績ですが、2012年1月から6月の半年間で20件の「腹腔鏡手術」を行っており、緊急手術症例をも含めた大腸がん手術の約9割を占め、特に大腸がんの予定手術では“全例”「腹腔鏡手術」で行っています。1件癒着が高度なため予定より2cmほどキズを大きくしましたが、「開腹手術」移行症例や、「腹腔鏡手術」特有の合併症で術後経過が悪化した症例は1件もありません。また昨年のことになりますが、過去に他院で高度な癒着のため「腹腔鏡手術」から「開腹手術」移行したことがある症例や、何度も手術を受けたために癒着が高度な症例においても、「がん」の治療に加えて癒着もすべて「腹腔鏡手術」で治療することができ、患者さんやそのご家族に非常に感謝していただいたということもあります。
 「腹腔鏡手術」は単にキズが小さいだけではありません。もちろんキズが小さいため、患者さんの精神的不安を少しでも減らすことができるばかりではなく、術後の痛みが小さいため早期離床が可能になり、それに伴う合併症の軽減、早期退院・早期社会復帰が期待できます。それだけではなく腹腔鏡(カメラ)で拡大された画像を複数のスタッフで確認できるので、より正確な手術が可能です。ご高齢の方だけではなく、是非、早期の社会復帰が必要な働き盛りの方にもお勧めしたい手術です。
 腹腔鏡(カメラ)大腸がん手術を希望される方は、是非ご相談ください。

 

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