研修レポート

ゴータム先生の研修を受けて

糸魚川総合病院研修医 福本 証
研修実施期間:2012/12/22/12/23
研修会場:糸魚川総合病院医局会議室(12/22)
上越総合病院会議室(12/23)

 糸魚川総合病院研修医の福本と申します。
 当院の救急外来棟も完成し今回3回目となるDr.Gautam Deshpandeの研修医レクチャーが開催されました。今回は新潟県外から2名の医学生も参加しました。
 当院では研修医の松尾先生が「左側腹部痛で受診した高齢女性の一例」を英語で発表しました。この症例検討会でGautam先生は人体解剖と臨床症状に基づいて鑑別診断を挙げ診断を絞り込んでいくプロセスとポイントをジョークも交えながらレクチャーしてくださいました。
 上越総合病院でもレクチャーが行われ、その中で良き臨床医の条件としての「Systems-Based learning」を紹介されていました。これは「糸魚川や上越のような地方でも十分な教育システムとそれを支えるスタッフがいれば、大都市の大病院にも負けない教育が可能である」とする考え方で、これからも後輩の教育に力を入れていくべきだというGautam先生の強いメッセージを感じました。
 このイベントが来年度以降も続いていくことを願っています。

沖縄研修

研修医 中里 瑛

 糸魚川総合病院では沖縄の群星グループ・沖縄県立中部病院で研修するプログラムがあります。自分も3月初旬に1週間の日程で研修に参加させていただきました。
 群星グループの病院で研修医とともに教育回診をされている宮城征四郎先生の回診に参加させていただき、バイタルサイン・現病歴から鑑別疾患をリストアップして診断・治療につなげていく診療トレーニングの仕方を学ぶことができました。ひとつひとつの症状から考えられる疾患を列挙してゆき症状をまとめた上で、最も考えうる疾患は何か本当に必要な検査は何か考えるようになり、救急外来の診察時にそれを実践している今日この頃です。
 沖縄研修の醍醐味は、糸魚川という片田舎でおこなわれている研修が沖縄という全国から研修医が集まり活気溢れる土地でおこなわれている研修とどれだけ違うかor差がないかを確認できるところにあると思います。医の中の蛙にならず海のむこうを知ることの大切さを知る良い機会です。
 もちろん色々な意味で沖縄を楽しむことができて、とてもお勧めの研修です!

沖縄研修~ある研修医の体験談~

糸魚川総合病院 研修医 RK

 糸魚川総合病院では年に1回、1週間の日程で沖縄研修があり私も2012年2月に行ってきました。研修内容は①沖縄群星病院群での教育回診への参加、②沖縄県立中部病院見学です。教育回診では現病歴の大切さや診断に結び付けるための鑑別診断等の重要性を再認識する良い機会となりました。また、他病院の研修医と交流することで、自分に欠けているものも認識でき非常に有意義な研修でした。
 皆さんも糸魚川で研修して沖縄に行きましょう。

入江聰五郎先生の教育回診を受けて

糸魚川総合病院 研修医二年目 福本 証

 糸魚川総合病院二年目研修医の福本と申します。
 当院における臨床研修の一例として、一昨年から行われているDr.ゴロ―こと入江聰五郎(そうごろう)先生の教育回診についてご紹介いたします。入江先生は沖縄ドクターヘリの立ち上げから参加され、その第一人者として全国でも高名な救急医です。また、沖縄県の群星プロジェクトの中心人物でもあります。
 昨年行われた教育回診は、研修医の症例提示に対して他の研修医とともに入江先生や当院の指導医も加わり議論する形式のものでした。議論を通じて入江先生の広範な知識と見識に感心させられるとともに、バイタルサインを十分理解し臨床に生かすことの重要性や有限な医療資源を如何に有効に活用し患者側の利益に繋げていくべきかを考えさせられました。それと同時に、離島や僻地と呼ばれる地方の現場で限られた検査機器や診療道具を用いて正確な診断や適切な処置を行うには、経験に基づく広い知識と自分の限界を認め必要な助けを求める決断も必要なのだと感じました。
 当院におけるこの試みが今後も継続され、これからの医療を担う若き研修医達にイノベーションを起こすことを強く願います。

 

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新潟県厚生連 糸魚川総合病院
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