(1日1名の予約枠です)
発⾒が難しく、進⾏すると治療が困難な膵がん、 胆道がん専⾨のドックを開設しました。
康⼭俊学 センタードック部⾨責任者
膵がん、胆道がんの早期発⾒のためには、問診とストレスが少ないMRIによる検査が有⽤。
膵がん、胆道がんは早期に症状が出にくく、進⾏した状況で発⾒される事が多い疾患です。早期発⾒にはがんの危険因⼦に関する詳細な問診や採⾎に引き続き、画像検査が有効で、中でも超⾳波内視鏡(EUS)は感度が⾼いとされています。
当院の膵臓‧胆道センターでは専⾨医師による問診、採⾎、核磁気共鳴装置(MRI)による画像検査を組み合わせた、膵臓‧胆道専⾨ドックを⾏なっています。更に精密検査が必要と診断された⽅には、最も信頼性の⾼いEUSによる画像診断および⽣検を受けていただくことが可能となっています。下記の「危険因⼦チェック表」を⾒て複数当てはまるようであれば、当ドックの受診をお勧めします。
なお、当院の膵臓‧胆道センターをご利⽤いただく最⼤のメリットは、膵臓‧胆道専⾨ドックに引き続く診断と治療に関して、それぞれ⽇本の第⼀⼈者が直接担当していることです。協⼒する診断、治療スタッフも最⾼の⼈材が揃っており、安⼼して受診いただけます。
中田 直克
副センター長
新潟県厚生連糸魚川総合病院 内科医長
富山大学附属病院膵臓・胆道センター兼任
日本膵臓学会
安田 一朗
富山大学 学術研究部医学系 内科学第三講座 教授
富山大学附属病院 膵臓・胆道センター 副センター長
日本膵臓学会 評議員、認定指導医
日本胆道学会 評議員、認定指導医
EUSは、内視鏡(胃カメラ)の先端に超⾳波観測装置(エコー)を装着しており、膵臓を最も詳しく観察できる検査機器です。5年⽣存率8%とされ、最も⼿ごわいと⾔われる膵がんも1cm以下で発⾒されれば、5年⽣存率は80%です。こうした早期の膵がんを⾒つけるのに不可⽋な最新鋭の検査がEUSです。その他にも、胆嚢がんと胆管がんの治療⽅針を決める上でも重要な情報を得ることができます。
超⾳波内視鏡で対象病変を観察しながら針⽣検を⾏うのがEUS-FNAです。これまで病理診断のための検体採取が難しいとされてきた腫瘤‧膵臓のリンパ節の検体採取が安全かつ簡便に⾏えます。サテライトでは世界トップクラスの実績を有する医師とそのチームが検査を担当します。
山岸 文範
センター長
新潟県厚生連糸魚川総合病院 副院長
富山大学附属病院膵臓・胆道センター兼任
日本肝胆膵外科学会名誉指導医
澤田 成朗
副センター長
新潟県厚生連糸魚川総合病院 外科部長
富山大学附属病院膵臓・胆道センター兼任
日本膵臓学会認定指導医
日本胆道学会認定指導医
藤井 努
富山大学 学術研究部医学系 消化器・腫瘍・総合外科 教授
富山大学附属病院 膵臓・胆道センター センター長
日本肝胆膵外科学会 高度技能専門医
日本膵臓学会 評議員、認定指導医
日本胆道学会 評議員、認定指導医
専⾨的な膵臓‧胆道疾患⼿術をおこなう部⾨を開設します。
全国でも⼗数か所しかない膵臓切除術年間100症例を超える富⼭⼤学膵臓‧胆道センターと共同して、⽷⿂川地域はもとより富⼭県東部、上越地域をエリアに膵がん、胆道がん、の予後改善を⽬的としております。膵臓‧胆道疾患は胃や⼤腸などの臓器と⽐べて専⾨性が⾼く、内科外科などの専⾨家が連携して治療するため、全ての病院が対応できるわけで
はありません。当院の膵臓‧胆道センターは地域でも⾝近な病院でありながら、⾼度かつ専⾨的な⼿術治療が提供できる環境づくりにも取り組んでいます。
富⼭⼤学附属病院膵臓‧胆道センター‧サテライトとして、富⼭⼤学附属病院で週⼀回開催される肝胆膵キャンサーボード(カンファレンス)にインターネット回線でライブカンファレンス形式で参加し、症例を検討しています。必要な場合には富⼭⼤学附属病院での診断‧治療にもシームレスで移⾏します。
申し込みは下記にお電話いただくか、直接健診センターで受け付けております。
(申込み時に簡単な問診を行います)
電話:025-552-8835 健診センター 膵がん・胆道がんドック予約担当
(受付時間:午後1:00~午後4:00 *土日祝祭日を除く)
問診、採血、MRI、により膵がん、胆道がんの可能性のある方をスクリーニングします。
17,600円(税込)
(糸魚川市民の45歳以上の方には、糸魚川市より半額の補助が出ます。申し込み時にお申し出ください。)
(1日1名の予約枠です)
膵臓・胆道に不安のある方で直接、センターへの受診を希望される場合は水曜日の午前以外でも外科一般外来で診察をおこなっております。
治療進行中は両センター間で治療方針に関しての情報交換が行われ続けます。