新年明けまして、おめでとうございます。当院の年末・年始の当直当番に、アラフィフ・独身の筆者は外されていました。これぞ『恩赦』と崇めるべき?(第168話)さて、「一年の計は元旦にあり」といわれます。皆さまどんな計画を立てられましたか? 自分達チビ・ハゲは毎年のように「ダンス昇級」を掲げてまいりましたが、いまだ昇級とはご縁がありません。昨年11月に開催された新潟県選手権においても、予想どおりの結果。お客様から踊りは全く褒めてもらえませんでしたが、ドレスとメイクはたいそうお褒めいただきました。(ひさやさん、Blue Roseさん、ナージャさん、ありがとうございます!)
見る人によっては、チビ・ハゲが大会で踊っている有様は、生き恥をさらしているかのように思われることでしょう。事実、自分が踊っているビデオを見ると、あまりの幼稚さに目を覆いたくなります(涙)。酒とダンスで散々自分は赤っ恥をかいてまいりました。でもこの酒とダンス、やめられないんですね。大会最下位、ゼロチェックでもそう。踊った後のお酒はサイコーです。そうそう、お酒はキケンです。眼科医からのワンポイント・アドバイス。新年会の季節です。つい飲み過ぎて、転んで顔を打たないで下さいね。もし顔を打った場合、ものが2つに見えたり、目を動かした時に痛みを感じたらすぐに病院へ!ドクロマークをご想像下さい。目の周りの骨が割れているかもしれません。(眼窩壁骨折)。
新年早々、グロい話になってしまいました。では、話を縁起良く「昇級」へ。A級選手は『神様』で別格。他方、『ドングリの背比べ』と喩えられるアマチュアC級において、自分達はなぜ昇級できないのでしょう。他の選手と比較して自分達に足りないものは「移動距離」と、かねてコーチャーから指摘されております。移動距離が足りないのはリーダーが短足であり、かつ送り足が使えないからと思っていました。先日のレッスンで、組まないで各々がシャドーで踊り、どこまで移動できるかをチェックされました。すると、恐るべき事実が発覚いたしました。移動距離どころか、今まで組んで何千回と踊ってきたルーチンのステップが、シャドーで自分は全く踏めないのです!(敗因はパートナーにもあり)
ダンスの競技会は、最初の踊り出しの数秒で決まるとまで言われます。キレとスピードを出す選手は、ジャッジの目に留まりますので。そこで組んで踊る(リーダーに踊らせてもらう)ことをやめ、出だしのフレーズだけでもシェイプを保ちながら、自信もってシャドーで踊れるようトレーニングしました。それが出来るようになったところで、リーダーと組みました。すると、びっくり! 移動距離が伸びたんですよ。リーダーも踊りやすくなったと喜んでくれています。
「女は何も考えないで、立っているだけでいい。」
そう申されるダンス愛好家の方もいらっしゃいます。お相手がコーチャーなら然り。でも、そうでない限り、女子がソコに立っていることはムズカシイ。なお、シャドーのできるパートナーは、リーダーにとってカーナビ同然に心強くて頼もしい存在? 糸病専属ダンサーであるチビ・ハゲカップルは、部活動のノリでダンス昇級を目指し、まい進する所存でございます。読者の皆さま、文武両道に秀でる糸魚川総合病院を、本年度もよろしくお願い申し上げます!(笑)
著者名 眼科 池田成子