「俺の後ろに立つな」
これはおなじみ、劇画『ゴルゴ13』で知られています。闇社会でも一流の射撃手であるゴルゴ13は、絶対に他人に背後を取らせません。なぜなら、彼にとって『自分の背後を取られる=死』だから。もし、彼の背後に近づいた場合、敵はもちろん、依頼人だろうと問答無用で殴り飛ばされてしまいます。一夜を共にした美女が彼の背後にまわった時、ぶん殴られてしまうシーンは衝撃的。
「僕に足をかけるな」
病院の講堂でダンスの練習をしている時、足(膝から下)がリーダーと接触することがあります。今では滅多にありませんが、彼のパートナーとして競技を始めた頃はステップも分からず、足はぶつかりっぱなしでした。彼にとって『足をかけられる=攻撃されている』と、自己防御本能が働くのだとか。ダンスはダメでも一流の柔道家であるリーダー君、教え子を新潟県チャンピオンとして輩出してきました。彼に足をかけたら、対戦相手はもちろん、ダンスのパートナーだろうと問答無用で投げ飛ばされる?(涙)
★ 危険です。丹田を引き上げ、足がぶつからないようダンスしましょう。
著者名 眼科 池田成子