社交ダンス物語 40 「コンビニでの会話」

コラム

アイスの美味しい季節、財布を握りしめたジャージー姿の中年の男女が、真剣な顔でコンビニの冷凍庫の中を覗き込んでいる。

女:「ハーゲンダッツが食べたいわ」
男:「高いよ」
女:「それじゃ、チェリオは? チョコがたっぷり入っていておいしそう」
男:「それも高い!」
女;「じゃあ、雪見だいふくを一つだけ買って、半分こする?」
男:「僕はガリガリ君(ソーダ水を凍らせたもの)にするよ」
女;「私もガリガリ君で我慢するわ」

ハーゲンダッツの4分の1で済んだと言いながら、中年の男女はコンビニの前でアイスをかじっている。

この二人とはご想像どおり、筆者とリーダー。おやつでリフレッシュしてから、ダンスの練習を始めるのだ
 
ちなみに『高い』、『4分の1』とは、アイスのカロリーのこと。
ダンサーにとって、ウエイトコントロールは肝心です(笑)。

ガリガリ君(ソーダ味)は、1個70キロカロリー。
価格もハーゲンダッツの約4分の1(1個62円)。



著者名 眼科 池田成子